カトリックの信者は離婚ができないそうですが、日本でもそれは同じでしょうか?
カトリック教会というのは「あれしちゃイカン」「これしたら罪になる」などと事細かく四角四面の規則を作っているわけですが、そうそう四角四面に生きていけないのが人間というものです。
カトリック教会は離婚を禁じていますし、実際に離婚はできません。これはカトリック教会である以上、世界中どこに行っても同じでしょう。でも実際にはカトリック信徒でも離婚したり、再婚したりする人もいます。なぜそんなことが可能なのか?
それは「結婚の無効」という手続きを取るのです。
何らかの事情で結婚そのものが間違いであった、その結婚は最初から成立していないということを届け出て認められれば、そのカップルは離婚をしないまま結婚前の状態に戻ります。ただしこうした手続きはそれぞれ所属教会の神父を通して申請しなければならないので、「結婚式をしてもらった神父様に結婚の無効を申し出るのがどうもばつが悪い」とそのまま何十年も放置している人もいたりしますが……。
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