ここ数年、互いの生活に対する考え方や価値観があまりにも隔たっていると感じ、夫婦でよく話し合った末に離婚を決めました。
聖書の教えでは離婚してはいけないとありますが、クリスチャンは離婚してはいけませんか?
「○○してはいけない」「××しなければならない」という杓子定規な決めごとから解き放たれているのがクリスチャンだと思いますけれど……。まずは夫婦でよく話し合うこと。次に互いの家族にも相談してみること。そこである程度の方向性が出たら、牧師先生に状況報告を兼ねて相談してみればいいんじゃないでしょうか。
クリスチャンが離婚をしてはいけないかという点についてですが、教会によっては「別居は認めるが離婚は認めない」というところもあれば、「離婚は仕方ないが再婚する際に教会で結婚式は挙げさせない」というところや、「離婚も再婚も当人の判断で自由に認める」というところもあります。一口にクリスチャンといっても、教派や教団、教会によってこうした問題についての考え方はまちまちです。
福音書の中でイエスは安易な離婚を戒めていますが、パウロは『あなたがたは、信仰のない人々と一緒に不釣り合いな軛につながれてはなりません』(2コリ6:14)とも言っています。疑問に対して聖書が唯一絶対の答えをすぐ与えてくれるわけではありません。聖書に根拠を求める前に、自分自身の生活や夫婦のこれまでのあり方をよく見つめ直した方がいいように思います。
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