優しくすることで相手を甘やかし、増長させるだけなら、それは愛ではないと思います。
1コリントに「愛はいらだたない」と書かれていますが、本当に相手を愛しているなら、時には相手の心の成長のために厳しい事を言ったり、突き話したりすることも必要ではないでしょうか?
新約聖書の中でしばしば言及されている「愛」は、原文のギリシャ語では「アガペー」です。これが英訳されて「LOVE」になり、英訳聖書の影響で日本語訳聖書でも「愛」と訳されて定着しています。
しかし英訳聖書を経由しないキリシタン時代の日本語聖書では、同じ言葉が「御大切(ごたいせつ)」と訳されていました。イエスが教えた隣人愛とは、「自分を大切にするように、隣人を大切にしなさい」という意味なのです。
1コリ13章にある「愛の賛歌」も、そこで述べられている「愛」を、相手を大切にする、大事にするという意味に置き換えた方がわかりやすいと思います。どんな状況でも相手を大切に扱い続けるというのは、結構大変なことだと思います。
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