2015年2月16日月曜日

復活後のキリストはどうなった?

 イエス・キリストが死んだ後に復活した話は知っていますが、そのあと彼はどうなったんですか?



 イエス・キリストの生涯はすべて新約聖書に書かれており、資料としてはそれがすべてです。

 イエスは十字架で処刑されて墓に葬られた後、3日目に復活しました。処刑されたのが金曜日で、復活したのが日曜日です。(3日後ではなく3日目であることに注意。)墓から死体が消えていたことや、復活したイエスが弟子たちと一緒に食事をしていること、槍で突かれた脇腹の傷や十字架に打ちつけられた手の傷を弟子に見せていることから、復活のイエスが何らかの形で生前と同じ肉体を持っていたことがわかります。

 ここまでは、新約聖書の福音書に書かれています。

 復活したイエスは40日間を弟子たちと過ごした後、エルサレム郊外のベタニア近くで弟子たちを祝福しながら、その目の前で天に上げられ、雲の中に消えました。この出来事はルカによる福音書と使徒行伝(使徒言行録、使徒の働き)に書かれています。イエスは天に昇った後、全能の父なる神の右の座に着いています。

 これは福音書の中でイエスが預言したことであり、使徒行伝の中で殉教者ステファノが見た姿でもあります。

 しかしこれで終わりというわけではありません。復活したイエスはその後も、初代教会の迫害者サウロの前に現れて回心させています。これによってサウロはパウロと改名し、初代教会の中でも最も強力な伝道者となりました。

 これも使徒行伝に書かれています。

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